防草シート・砂利

福岡市南ヶ丘 防草シート張り作業

住所:福岡市南ヶ丘 K様邸
施工日:26年10月28日
作業員:名
作業費用:
作業内容:剪定、防草シート張り作業

今回の御依頼者様は、お庭に生える雑草にとても困っていらっしゃいました。ご自宅のお庭は、和風のお庭で、飛び石があったり、灯篭があったり、様々な植木が植えてあり、四季を感じられるお庭です。

ご相談を頂いた時、お庭は雑草が沢山生えていて、せっかくの日本庭園が活かされていない状況でした。

御依頼者様も年を重ねるごとに草取りが億劫になられたようで、最後のお手入れからかなりの期間が経っていたようです。

そんな時に当社のホームページを見つけて頂き、御依頼を頂きました。

御依頼者様のご要望は草取りの苦労をどうにかしてほしいという事だったので、防草シートのご提案をさせて頂き、作業することになりました。

防草シート張り作業▲裏側庭作業前

防草シート張り作業▲裏側庭作業後

裏側庭作業後▲主庭作業前

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業▲主庭作業後

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業▲作業中

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業▲作業中

まずは、植木の剪定をある程度行いました。防草シートを貼った後では、ゴミが大量に出る為、御依頼者様にお話しし、前に作業を行いました。剪定が終われば、防草シートを貼る場所の雑草除去を行います。主庭、裏側庭と、沢山草が生えていましたが、今回は手取りで行いました。除草剤を使用してもいいのですが、今回は、周りに大切な木々がありますし、花壇もあったので、害が出ないよう使用は控えました。

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業
▲作業中

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業
▲作業中

草取りはなるだけ、根っこからとります。なぜなら、草の上の部分だけを取ったとしても、草の生命力は強く、成長してしまう可能性があるのです。なので、この草取りが手間も時間もかかるんですが、後々トラブルが起きない為にも大切な作業をになります。特に、日当たりが1日中良い所は念入りにとります。

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業▲作業中

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業
▲作業中

草取りが終われば、次は、排水を考えながら整地作業を行います。防草シートは、水はけ良く作られたシートですが、大雨時など、排水が追いつかない時があります。なので、排水できるように傾斜をつけたり、ちょっとした工夫をする事で解決できます。

最後に地面をしっかり固めます。防草シートを貼った後に、土壌の流出を防ぐため、しっかり固めます。

私達が作業の計画を立てる時にこういったお庭の情報を教えていただけると、とても助かります。普段から、お庭の観察をするのもいいかもしれませんね。

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業▲作業中

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業
▲作業中

下処理が終わったらいよいよ防草シートを張っていきます。今回、主庭に、飛び石があったり、植木があったりと、貼るのが難しいそうですが、防草シートはハサミで切る事ができます。なので、いろいろな形にシートを切っていきます。この時、シートを重ねる場合は、10センチ程重ねます。もったいない気もしますが、シートの一番の天敵は「光」です。この光がシートの隙間に入り込むと、草が生える原因になります。

後、防草シートを張る場合、悩むのが、植木周りです。ある程度成長している木であれば、幹ギリギリの所まで防草シートで覆うのですが、まだ成長段階の木の幹ギリギリまで覆ってしまうと、光が当たらず、成長に支障が出てしまう事や、シートが食い込んだり、破れたりする可能性が出てくるのです。

今回の場合は、御依頼者様とも話し合い、ギリギリに敷くのではなく、余裕を持って敷く事にしました。その分、砂利を厚めに敷き、見た目を良くしました。

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業▲作業中

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業
▲作業中

裏側も同じように整地し防草シートを貼った状態です。植木との距離を少し開けました。ここもまた、砂利で補います。範囲もとても広いので、砂利の数も大量です。

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業▲作業中

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業
▲作業中

今回、砂利は日本風のお庭に合うように、色合いが綺麗な玉砂利を使用しました。砂利は、色々な状況によって変わりますが、分厚く貼れば貼るほど、光を遮断するので、防草シートの効果が上がると言われています。シートが貼れない場所に分厚目に敷きました。

砂利を敷いた後は、砂利の表面の汚れを落とす為、水を巻きます。これで。防草シートの作業は終わりになります。

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業▲主庭完成

福岡市南ヶ丘  防草シート張り作業
▲裏庭完成

完成後は、元の四季を感じられる和風のお庭に戻りました。御依頼者様も見違える程変わったので、びっくりされていたのと、前よりお庭のお手入れに悩まないでよくなったと喜んでいらっしゃいました。

防草シートは、草取りでお困りの方にはとても良い物だと思います。しかし。全くお手入れが要らないということではありません。

シートを貼った後は、砂利が偏ってきていないか、シートが捲れてきていないか、草が生えてきていないかなど、時々観察してもらうことが必要です。

もし草がポツポツ生えてくるようだったら、早めに抜くことをお勧めします。また、砂利が偏っているようなら、砂利をまんべんなく広げてあげるなどの対処をおねがいします。

このように、観察する事で、よりシートが長持ちすると思います。

同じようなことでお困りの方、また、わからないこと等ありましたら、お気軽にご相談下さい。

■防草シートの注意点
防草シートは、草取りでお困りの方にはとても良い物だと思います。しかし、全くお手入れが要らないということではありません。

注意点① 砂利が偏っていないか。
砂利が偏って、下の防草シートが出てきたら、見た目も悪くなりますし、砂利が無いと光が差してしまい シートの劣化が始まります。年月が経っていればいる程シートの下から雑草が生える可能性が高くなります。
注意点② シートがめくれたりしていないか。
人が歩く部分や強風でシートが捲れた部分より光が侵入し、雑草が生える原因になるので、早めの対処が 大事になりますのでご注意下さい。
注意点③ シートの間から草が生えていないか。
ブロック塀と砂利の間からポツポツと草が生えてくる場合がありますのでお気づきになられたら早めに 雑草を抜いてあげて下さい。道路端のアスファルトから生えてくる程の生命力がありますので 気づかれたら取って下さい。
注意点④ 寿命は約10年。
防草シートの種類によって異なりますが、長いもので、持って10年と言われています。10年持たせるためにも、日光が当たらない様上記に注意して頂きたいと思います。

■宮原福樹園より
同じようなことでお困りの方、また、わからないこと等ありましたら、お気軽にご相談下さい。
M様、この度は庭園工事のご依頼を頂き誠にありがとうございました。