
雑草はどのように繁殖していくのでしょうか?
雑草は植物です。植物はタネから生まれ、土に根付き、太陽の光を浴びて生長します。
では、雑草のタネはどうやって蒔かれるのでしょうか?
植物は、花粉を受粉することによってタネを作ります。
受粉は、ミツバチなどの昆虫類が花粉を運んだり、
植物自らが風の力を利用して花粉を飛ばし、受粉の機会を得ます。
そこで作られたタネは、花粉同様、風に乗って飛ばされます。(タンポポが身近な例ですね。)
また、鳥や昆虫がタネを食べて移動し、消化しきれないタネが糞として排出されます。
つまり、人的要因で雑草が生えるのではなく、あくまでも自然現象による繁殖であることが解ります。
自然には逆らえませんが、原因が特定できれば「予防」することが可能ですよね。
すなわち雑草対策とは、雑草の原因である種子を発芽させない状態にすることと同義となります。
左の写真をご覧下さい。田舎ではよくある風景ですね。
わだちの部分には雑草が生えていないのがよくお解りだと思います。
これは、車の往来により、タイヤが地面に付着した種子をはね除けることで、
雑草の発生を抑制できたためです。
仮にこの道路の交通量が多い場合は、車の往来の風圧によって道路中央の種子も払いのけ、
わだちの間の雑草すら生えなかったと思います。
学校や公園のグラウンドも良い例です。
グラウンド中央は、風通しもよく、子供たちが遊ぶ場所ですので、
靴で踏まれた地面に雑草が生えることはございませんが、
グラウンドの脇は、風通しも悪く人通りもまばらになりますので、
雑草が生えやすくなっていると思います。
これは、種子が地面に定着する機会を許しているからです。
さすがにお住まいの庭は、車を走らせたり、毎日バーベキューするわけにはいきません。
では、お住まいの庭の雑草対策とは、どのような方法があるのでしょうか?
一般的なお住まいのお庭の防草(雑草対策)は、防草シートを張り、その上に砂利を敷くことです。
防草シートとは、その名の通り「草を防ぐシート」のことで、素材は合成繊維(不織布)が一般的です。
ホームセンターなどで比較的簡単に手に入れることが可能で、DIYで取り組む方もいらっしゃいます。
防草シートの主な役割は、次のとおりです。
(1) 地面に照射される太陽光を遮断し、植物の光合成を抑止する。
(2) 隣地・境界外の地下から侵入した根から新芽を地表に出さないようにする。
(3) 飛来した種子を地面に定着させないようにする。
今まで除草剤等で無理矢理除草し続けているお客様は、防草シートによる雑草対策を行うことで、
除草コストを削減できるだけでなく、土壌環境の悪化を防ぎ、まさにお庭のエコ・リフォームとして
たいへんオススメの工事です。
なお、通常は防草シートの上には豆砂利という、径の細かい砂利を敷きます。
砂利で防草シートを覆うことで、雑草対策をいっそう強いものにするだけでなく、
防草シートの露出よりも景観がよくなります。
また、砂利の上を歩くと、砂利どおしの摩擦により音が発生しますので、
防犯対策にも一役を担うため、これもたいへんオススメの理由となっています。
「防草マサスペシャルハード」という商品です。
ちなみに、マサとは「真砂」と書き、本来は花崗岩が風化したものとされています。
敷き砂利に比べ料金は上がりますが、
・砂利にしてしまうと子供やペットがお庭で遊べなくなる
・将来、ガーデニングを楽しむ計画があるので、砂利で埋め尽くすと撤去が面倒
といった場合には、こちらの「防草マサスペシャルハード」をお勧めします。
敷き砂利と違って土が固化されますので、防犯上のメリットはなくなります。
その場合は、お庭まわりのみ防草マサスペシャルハードを施工し、
勝手口まわりや裏手は敷き砂利にする、といった併用も可能です。
防草マサスペシャルハードの特長は、次のとおりです。
・見た目は土ですので、敷き砂利よりもより自然な風合いを保持できます。
・有害物質を含んでいませんので、安全です。
・降雨時のぬかるみ、土砂の流出を防ぎます。
・コケ、カビなどが繁殖しにくく、美観を維持します。